6IBIでチップイン、ビームインを狙うときの計算方法の解説や、簡易計算式が公開されています。
風縦成分が飛距離に与える影響は打つ強さによって変わってきます。
6Iでビームを狙うときのように弱いパワーで打つ場合は影響が小さくなります。
風縦成分 1m は距離1yで0.01y 飛距離に影響を及ぼし、この数値は風の強さ・距離に比例します。
たとえば、風縦成分5mで距離10yのとき、5×10×0.01=0.5yの影響を受けます。 風縦( 横 )成分( m )×0.01( y )×カップまでの距離( y )
風の縦・横成分の求め方は以下の通りです。
縦成分 = cos( 角度 )×風速
横成分 = sin( 角度 )×風速
図1,2のような場合( 向かい風 4m、60度、距離17yとします。風の読み方はこちら )
縦成分 = cos( 60度 )×4m = 2m
横成分 = sin( 60度 )×4m = 3.464m
縦成分は、距離に影響します。 2m×0.01m×17y = 0.34y
この例の場合、風によって飛距離は約 0.34y 縮みます。 パワーの算出のときに、仮想距離計算時に加えます。
横成分は、横ずれに影響します。 3.464m×0.01m×17y = 0.59y
カップの幅が0.3yなので、およそカップ2個分左にずれます。
高低差は+ 1m で 1.4y 飛距離が縮みます。
- 1m で 0.7y 飛距離が伸びます。
図2のような場合( カップまでの距離 17y、高低差 0.6m )
この例の場合、高低差によって飛距離は
1.4y × 0.6m = 0.84y
縮みます。
パワーの算出のときに、仮想距離計算時に加えます。
18yまでは 1% = 1.2y、18.1y~29では 1% = 1.1y の飛距離が出ます。
17yで無風・高低差0なら
17y ÷ 1.2y = 14.2%
でよいのですが、先ほどの風と高低差を考慮します。
仮想距離は
17y + 0.34y + 0.84y = 18.18y
となります。
18.1yを超えてしまったので、超えてしまった分は1%=1.1yの計算 (18.18y - 18y ) ÷ 1.1y + 18y ÷ 1.2y = 15.16% となります。この例の場合、打つ強さは 15.2% - 15.5% あたりが妥当です。
多少弱くてもワンバウンドで入ったりしますが、
BIは 0.5% のずれが命取りになります。ころころ~っと(´・ω・`)/~~
この図の場合
右にカップ2個分(0.4マス)、パワー 15 - 15.5%で打つ
ということになります。
ただ、15%で打った場合にもBIではありませんが、カップの縁に当たって入りますので、
パワー 15 -15.5% としておきます。
(注) ここでの計算は打点はそのままで打つものです。
暗算でできる程度のより精度の低い計算式です。
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