メイプルストーリーでは、6人までのPCでグループ(他MMORPGでいうところのパーティー)を組むことができる。グループ中は、同一マップ内で倒されたmobの経験値が何%か増加(人数によって110%~130%)した上でレベルに比例して分配される。各職業の上位職になると、グループ員に効果を及ぼすスキルが存在し、狩り効率を上げることができる。また、2005年10月26日にマップ内での人数によってアイテムのドロップ確率が上昇する仕様が追加された。それまではグループ狩りのメリットがスキルと微量の経験値増加だけであったため前述の1人1マップ制のような事態になっていたが、この仕様によりグループ狩りへの期待がもたれている。
通常のクエストは(他PCからアイテムを買い取ったりすることはあっても)基本的に1人のPCでクリアしていくものであるが、数人のPCがグループを組んで1つのクエスト群をクリアするクエストがある。これをグループクエスト(グルクエ)、または開催場所の名前を付けてカニクエ・オルクエ・ルディクエ等と呼ばれている。
PC間での会話(チャット)にはいくつかの方法が用意されている。通常はPCの上にチャットバルーン(漫画のふきだしのようなもの)が出て、ミニマップに赤や橙の点で表示されている全てのPCのログ(会話やその他メッセージが表示される場所)に残るようになっているが、設定によって話し相手を変えることができる。特定の1PC(内緒話)、友達リストのPC(友達チャット)、グループを組んでいるPC(グループチャット)、ギルドのPC(ギルドチャット)、といった、対象を限定したチャットの場合、チャンネルやマップが異なっていても会話が可能(これらのチャットではチャットバルーンは表示されない)。
ポイントアイテムの拡声器、メガホンを使えば、ブラックリスト機能を使ってもこれらの発言をシャットアウトすることは出来ない。
ギルドは、オルビスでギルド作成ができる。ギルド作成はグループや友達リストのように無料ではなく、150万メルと6人グループが必要。初期人数は10人までで、さらにメルを支払うことで100人まで拡張できる。友達リストと同様に、ギルドチャット機能や接続時のメッセージ機能もあるが、PCの名前の下にギルド名が表示されるようになる点がグループや友達リストとは大きく異なる。
ギルド対抗戦(ギルクエ)といい、ギルドメンバー複数人(6名~100名)で一連のクエストをこなすギルド対抗戦(ギルドクエスト、ギルクエ)が2006年7月に実装された。
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